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心霊づきあい 11人の作法 (幽ブックス)

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ペーパーバック : 298 ページ
作者 : 加門 七海 (著)
出版社 : メディアファクトリー
コレクション : エッセイ・自伝・ノンフィクションの通販
ISBN-10 : 978-4-8401-2399-0
フォーマット : 紙の本
平均的な顧客フィードバック : 3.7 5つ星のうち(14人の読者)
ファイル名 : 心霊づきあい-11人の作法-幽ブックス.pdf (サーバー速度29.91 Mbps)
ファイルサイズ : 25.29 MB

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全く違う方角ではなくて意外と近い場所だった。 ** 自分の専門である障害関係の興味深い新刊本がたくさん出ているというのに、最近、それよりもこちらに興味が向きはじめて読み進めてしまうことに、我ながら不思議な気持ちでいた。なぜって、本当に「専門外」なのだ。自分は、せめて一目でも見えたらいいのにと願った相手さえも見えないようなまったく鈍感な質である。周りに見える人がいたわけでもないし、興味を持って話を聞いていたというわけでもない。震源地はなんだろうと考えると、どうやら『怪談文芸ハンドブック』のようである。図書館の新刊書コーナーでたまたま出会ったその1冊は、コンパクトなのに、何百冊もの本と千年以上の歴史をその中に隠していた。その付箋の本や著者をたどってここにやってきたのだった。何でこんな霧の中に迷い込んでしまったのかなぁと思っていたのだが、著者のこの言葉を読んで、全く違う方角ではなくて、意外と近い場所に来ていたんだなと気づいたのだ。もともと、擬人法の詩を読んでいても「障害疑似体験」みたいだと思ったり、幻想文学を読んでいるとあちらに惹かれる気持ちがわかってしまったりというような職業病的な読み方をしてしまう癖はあったのだけれど、これはまさに、根っこに流れているものがおんなじだ!と気づかせてくれたのである。しかし、そういうことを書くほどに、自分の感覚への疑問が出てきた。私が感じるモノとはなんなのか。私の「見る」と他者の「見る」には、どれほどの差異があるのだろうか、と。五感というのは、すべて個人単位のものだ。我々はひとつの色を指して、赤だの黄色だのと言うが、たとえば、Aさんの見ている赤とBさんの見ている色合いが100パーセント同じだという証明や保証はだれにもできない。(はじめに,p.3)これと同じたとえを、品川裕香氏の講演で聴いたことがある。この理解は、障害や福祉の分野では欠かせない事だと思う。(*ちなみに、違う色の見え方の人にもわかりやすい配色をすることが、カラーユニバーサルデザインである。)これに類する記述は、同じ著者の『怪のはなし』にもあった。「感情というものは主観的であり、ごく個人的なものである」と。当たり前のことと思えるかもしれない。だが、このことは、忘れてしまうことが多いことでもある。「見える人」であり、「恐怖を描く人」であった著者は、自分の見えているものが他の人にも見えているとはかぎらないという経験を当然たくさんしてきていて、だからこそ、「感覚」や「感情」の個人差に敏感なのだろう。その感性が、肉体のあるなしを超えての他者への自然な理解へとつながっているのだろうと思った。本書は、「文化の核にある霊魂というものの存在と、それらに関わる人の作法を、一日本人として、理解してみたい」と思った著者が、「スーパーナチュラルな事象に関心を持つ方々」を招き、「体験談とともに付き合い方を伝授」してもらうことを目的としている。登場したのは、次の11人だった。新倉イワオCLAMP立原透耶飯田譲治工藤美代子平山あやザ・グレート・サスケ竹内海南江大森亮尚松谷みよ子稲川淳二11人それぞれについて、なぜインタビューをしたいと思ったのか、インタビュー本編、そして、インタビューを終えての著者のコメントという構成になっている。どの人もどの人も人間的にとても魅力のある方たちだと思った。霊であろうがなかろうが、誰かと関わることについての大いなるヒントが宝物のように本人達の言葉や著者のコメントの端々に埋まっていた。稲川淳二さんのターニングポイントとなった出来事については、思わず泣きそうになったのだ。この人は、こんな人生を生き、こんなことを思って、怪談を語っていたのかと。この本も、さらに次の本、次の著者の道標となってくれた。そして、迷い込んだと思ったこの場所が、私自身が目指している場所とつながっていたことを教えてくれた1冊だった。